×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ちょっとした「旅」を経験しました。
鳥取大学医学部の加藤敏明・准教授(病態運動学)らが講師を務めた「鳥取市いきいき健康教室」の受講生らとともに鳥取市の鳥取砂丘やその周辺を歩いたのです。
同教室は一昨年からメタボリックシンドロームの兆候がある市民らに生活習慣を変えてもらい、肥満などを改善してもらうことを目的に開講。閉講後も加藤准教授は、リバウンドしないよう約3カ月に一度のペースでウオーキングなどの運動を実施し、毎年12月に数値を測定して追跡調査をしています。
今回歩いたのは、県ウオーキング協会などが昨年11月に主催した鳥取砂丘ウオークと同じコースです。午前9時半、鳥取砂丘近くのオアシス広場に、05年8月から半年間、同教室で講義を受けた受講生の中から約20人が集合しました。加藤准教授や保健師さんからウオーキングについて説明を受け、準備体操で体をほぐした後、午前10時ごろ、曇天の中スタートしました。
少し早いペースで歩き、農家の人たちが作業する姿を見ながら、青々としたラッキョウ畑を通り抜けます。「思ったよりも(ラッキョウ畑は)広いなぁ」と受講生。風景が刻々と変化し、周りをキョロキョロ見ながら歩くため、歩き続けることが苦痛ではありません。
午前10時50分ごろ、いったん休憩です。「梅かブルーベリーのどちらか好きな方をどうぞ」。加藤准教授があめ玉を受講者一人一人に配ります。血糖値が不安定な受講生もおり、低血糖にならないようにするためです。
再び歩き出すと、間もなく3コース(5キロ、7キロ、9キロ)の分岐点になり、9キロを選択。少しは歩くことに自信があったのですが、途中から健脚の受講生たちにどんどん離されていきます。砂地に足を取られながらも、なんとか鳥取砂丘の「馬の背」を踏破。午後0時45分ごろ、どん尻でゴールし、オアシス広場に戻りました。歩数計は約1万8000を表示していました。
加藤准教授は「講義を受けて、食事を見直し、運動をして生活態度を変えて数値が改善した後も、改めた生活態度を継続することはなかなか困難」と指摘。しかし、「約3カ月ごとに集まってもらい運動することで、意識が喚起され、数値を維持することが可能であることを現在、検証しているところです」と話していました。
まとまった距離を歩いたのは久々で、さすがに疲れましたが、充実感がありました。何より、ウオーキングすることで、身近な場所でも十分「旅」ができることを実感しました。
◇ ◇ ◇
砂丘ウオークには県観光連盟の観光プロデューサー、おそどまさこさんも参加し、9キロを歩きました。
おそどさんは砂丘ウオーク以外に、県内でウオーキングに適した12のコースを選定しています。このウオーキングコースを紹介する「とっとり 歩(ほ)・歩(ほ)・歩(ほ) 旅してやせるフィットネス・ウオーキング」を30日から、おそどさんに連載してもらいます。歴史に彩られたウオーキングコースを詳しく紹介し、ウオーキングによる消費カロリーを明示するほか、加藤准教授のアドバイスもあります。連載記事は今後、月1回のペースで掲載する予定です。ご期待ください
YAHOO!ニュース
ビリーズブートキャンプ
PR
この記事にコメントする