インドで３千ドル級の超低価格車、日産が開発・生産検討

6月27日18時47分配信 読売新聞


　【バンコク＝太田誠】日産自動車のカルロス・ゴーン社長は２７日、バンコク市内で記者会見し、インドで３０００ドル（約３７万円）級の超低価格車の開発・生産を検討し始めたことを明らかにした。

　インドではタタ自動車が２００８年に３０００ドル車の投入を表明しており、ゴーン社長は「他社が市場を奪うのを見過ごすわけにはいかない」と述べた。

　日産は親会社の仏ルノーとともに、インドの地元メーカー、マヒンドラ＆マヒンドラとの合弁工場を現地に稼働させる方針。超低価格車の開発を巡ってもマヒンドラと提携する意向だ。

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